公益財団法人「ヒロシマ・ピース・センター」(広島市)は6日、平和活動に貢献した個人や団体に贈る「第38回谷本清平和賞」に、原爆ドームそばで20年にわたり、ほぼ毎日ボランティアガイドとして活動する胎内被爆者の三登浩成さん(80)を選んだと発表した。
広島市出身の三登さんは20歳の時、母に被爆者健康手帳を渡され自身が「被爆者だ」と認識。被爆証言者の話を聞き「自分も語らねば」という思いを募らせて58歳で高校の英語教員を早期退職し、2006年、60歳でボランティアガイドになった。この20年で約30万人を案内。語学力を生かして多くの外国人もガイドし、被爆の実相を語り続けてきた。