山上被告、控訴趣意書提出

山上徹也被告

 2022年に奈良市で参院選の応援演説中だった安倍晋三元首相=当時(67)=を銃撃し殺害したとして、殺人や銃刀法違反などの罪に問われ、一審で無期懲役とされた山上徹也被告(46)の弁護人は1日、控訴趣意書を大阪高裁に提出した。

 控訴審では一審に続き、量刑や被告の不遇な生い立ちがどの程度影響したかが争点となる見通し。公判日程は決まっていない。

 一審奈良地裁の裁判員裁判で、被告は殺人罪の起訴内容を認めた。弁護側は被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)へ入信し、1億円に上る多額の献金をして家庭が困窮したと主張。不遇な生い立ちが動機に結び付いたとし、量刑は懲役20年までにとどめるべきだと訴えた。

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