副操縦士が機長刺したか

3月にオーストリアで撮影されたとされるフライドバイ機。サウジアラビアに9月30日、緊急着陸したものと同じ機体とみられる(Karl・Dittlbacher提供、ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル行きの旅客機による9月30日のサウジアラビアへの緊急着陸を巡り、イスラエルのネタニヤフ首相は10月1日、米CNNテレビのインタビューで、オマーン人の副操縦士がインド人の機長を刺したと説明した。配管工のイスラエル人男性乗客らが操縦席に入って制圧し、機体を安定させたという。サウジ当局は拘束した副操縦士の取り調べを進めている。

 副操縦士が機長を刺した上で旅客機の墜落を企てたとみられており、イスラエル紙ハーレツはテロ攻撃の可能性があるとするイスラエル当局の見方を伝えた。動機の解明が最大の焦点となりそうだ。

 緊急着陸した旅客機の乗客174人は無事だった。乗客らは9月30日夜、イスラエル中部テルアビブ近郊の空港に到着し、家族らと再会した。乗客の一人は地元テレビに「操縦席から悲鳴が聞こえた後、機体が急降下した」と話した。

 旅客機はアラブ首長国連邦(UAE)の格安航空フライドバイ機で、UAEのドバイからテルアビブに向かう途中でサウジ北西部タブークに緊急着陸した。

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