パワハラ問題で辞職し、10月18日投開票の横浜市長選への出直しを表明した山中竹春前市長(54)は29日、市内で記者会見し「市民と約束した政策をやり遂げる責任があると考えた」と語った。無所属で出馬し、政党には支援を求めない方針。
山中氏は会見で「再び前に出ていいのか自問自答し続けた」と、先月28日の辞職表明からの1カ月を振り返った。街頭での謝罪で政策を支持する市民の声を聞き、市民団体などからの出馬要請を受けて決断したという。
市長に戻ることで苦痛を感じる職員がいれば、直接応対せず間に人を介すとし、パワハラ被害者と「真摯に向き合う」と強調した。自身の行動などを第三者が評価する仕組みも必要とした。
山中氏は、人事権の不当行使や、職員を「人間のくず」と呼ぶなどのパワハラを認定され、今月7日に辞職した。
市長選には他に、自民党の他3党の地方組織などが支援する弁護士の原沢敦美氏(59)や、立憲民主党県連が支援する元衆院議員の中谷一馬氏(43)、参政党推薦の会社社長福山敦士氏(37)ら5人が出馬を表明している。