SMILE―UP.(スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所)の東山紀之社長は28日、東京都内で記者会見し、任期満了で9月末に同社社長を退任すると明らかにした。東山社長は、性加害問題の被害者救済について「区切りを付けるわけではない。社長を離れても個人としてこの問題に向き合っていきたい」と話した。
同社のチーフ・コンプライアンス・オフィサーを務める山田将之弁護士が社長を兼任。藤島ジュリー景子代表取締役は留任する。
スマイル社によると、28日時点で計1047人から補償の申告があり、被害者救済委員会から587人に補償内容を通知。578人に補償金を支払った一方、231人には補償を行わないと連絡したとしている。また226人とは連絡が取れない状態だという。
東山社長は、芸能界復帰について問われると「具体的にはまだ何も考えていない」と述べた。
創業者のジャニー喜多川氏による性加害を巡っては、旧事務所が社名をスマイルアップに変更し、被害者への補償を終えた後に廃業する方針を示している。