台風25号による記録的な大雨から28日で1週間。千葉県で9人、神奈川県で5人の計14人の死亡が確認され、千葉県で1人が行方不明になっている。堤防が決壊した千葉県北部の印旛沼では台風26号の接近に備え復旧作業が進む。各地で発生した土砂崩れでJR内房線は一部区間で再開まで3カ月かかる見通しだ。千葉県の4千世帯以上で停電が続き、影響が長期化している。
死者のほとんどが土砂崩れに巻き込まれた。千葉県警によると27日に同県市原市の川で1人の遺体が見つかった。近くで行方が分からなくなっていた60代男性とみて身元の確認を進める。両県の重傷者は3人で、32人が軽傷を負った。
印旛沼は堤防2カ所が最大幅約100メートルにわたって決壊。少なくとも約5平方キロにあふれ、住宅地や田んぼが冠水した。
停電が続いているのは、倒木や土砂崩れで設備がある所まで到達するのが難しい地域で、千葉県市原市で多くなっている。28日午前5時で市原市や鴨川市の400世帯以上で断水している。