海外の特殊詐欺グループの拠点でかけ子をさせるため、東京・歌舞伎町の「トー横」で知り合った20代女性を誘拐したとして、警視庁特別捜査課は15日までに、国外移送目的誘拐の疑いで、住所不定の指定暴力団住吉会系組員山尾輝斗容疑者(26)を再逮捕した。同課によると、女性は東南アジアの複数の拠点で働かされ、その後に現地で保護された。
再逮捕容疑は昨年8月、仲間と共謀し、トー横に出入りしていた女性に「金に困っているなら海外に行くか。犯罪じゃない」などと言い、監視下に置いて都内の宿泊施設に滞在させ、誘拐した疑い。
女性はマレーシアの拠点にいた今年7月ごろ、19歳の女性と一緒に外出を装って逃げ、現地の日本大使館に保護を求めた。