日本の原潜保有検討を肯定

 【ワイキキ共同】米海軍当局者は9日、日本で原子力潜水艦の保有を検討する動きが出ていることについて、日本には既に原子力発電所があり、土台となる発電技術を保有しているとして肯定的な見方を示した。ハワイの米軍施設で共同通信などの取材に答えた。

 原潜を巡っては、日本維新の会が6月、安全保障関連3文書改定に向けた政府への提言で日本での導入を求めている。米海軍当局者は、原発と原潜が利用するのは「原子力であり、同じだ」と述べ、技術的に共通していると指摘した。

 韓国は米側の承認を得て原潜の建造計画を進めている。米海軍当局者は「韓国近海を離れる気がないなら、原潜は必要ない」とする海軍幹部の発言を紹介し、長距離の航行が可能となる原潜の特性を前提に保有目的を設定する必要があるとの認識を示した。

 「ステータスシンボルとして購入するのは間違っている」とも語った。

 中国が軍備増強を続ける中、米軍は艦艇が不足しており、十分な数をインド太平洋地域に投入できていないとの指摘がある。

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