抗日戦争勝利81年で座談会

「抗日戦争勝利記念日」を迎え、黙とうをささげる学生=3日、中国河北省遵化市(新華社=共同)

 【北京共同】中国の抗日戦争勝利記念日に当たる3日、北京で勝利81年を記念する座談会が開かれた。共産党中央宣伝部の李書磊部長のほか、戦闘に参加した元兵士や遺族ら約200人が出席。参加者から「歴史を記憶し、平和を大切にすべきだ」との発言が相次いだ。国営メディアが報じた。

 昨年11月の高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁以降、日中関係は急速に冷え込み、中国政府は防衛力を強化する高市政権を「新型軍国主義」と批判し続けている。中国外務省の郭嘉昆副報道局長は3日の記者会見で「日本の新型軍国主義が世界に危害を加えるのを断固として阻止していく」と述べた。

 江蘇省南京や江西省南昌などのほか、香港でも式典が開かれ、香港政府トップの李家超行政長官らが黙とうをささげた。

 中国外務省は8月、高市政権の閣僚らが靖国神社を参拝したことを「戦後の国際秩序への挑戦だ」と強く非難。国際会議などの場で日本の「軍国主義」復活を主張する宣伝戦を繰り広げている。

 中国側は関係改善の条件として高市氏の答弁撤回を求めており、解決の糸口は見えない。

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