【カトマンズ共同】ネパール中部と中国の国境付近で起きた土石流と洪水の死者は30日、両国で計804人に達した。行方不明者は計3048人。ネパールでは日本人家族5人と連絡が取れていない。ネパール当局集計で8692人が救助されたが、犠牲者は増え続けている。軍や警察2万人近くが救助活動などに当たっているが、発生から5日目となった大災害は被害の全容が見えない。
ネパール当局によると、国内の死者は788人。中国では国営通信新華社が16人と報じた。行方不明者はネパールで2502人、中国で546人。
ネパールの行方不明者のうち589人が外国人。中国では23カ国の外国人計261人が行方不明となっており、日本人は含まれていない。
ネパール観光当局によると、救助された外国人はインドや中国、欧米など15カ国の出身者と、国籍が確認できない外国人の計261人。
建物被害について、ネパールメディアは政府の初期推計として約1万5千戸の家屋が損壊したと報じた。