【シドニー共同】オーストラリア議会は20日、IT大手が報道機関とニュース対価支払い契約を結ばなければ、課税する法案を可決した。ロイター通信によると、広告収入に2・5%課税し、地元報道機関に分配する。同国での広告収入が2億5千万豪ドル(約280億円)を超えるIT企業が対象となり、米グーグルやメタ(旧フェイスブック)などが該当する。
IT大手がニュースを表示して巨額の広告収入を得ながらも、十分な対価を支払わず、報道機関の経営を圧迫しているとの懸念が背景にある。
オーストラリアでは、交流サイト(SNS)で表示するニュースを巡って対価支払いを義務付ける法律が2021年に制定されたがうまく機能しておらず、報道機関との契約を促す狙いがある。