人型ロボ転換点2、3年内にも

「世界ロボット大会」で展示された、中国の宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)のロボット=20日、北京(共同)

 【北京共同】中国の新興ロボット企業、宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)の創業者で経営トップの王興興氏は20日、人工知能(AI)で動く人型ロボットの爆発的な普及に向けた転換点が「早ければ2、3年で訪れるだろう」と期待感を示した。北京で開催中の「世界ロボット大会」で講演した。

 生成AIでは2022年の「チャットGPT」登場が急速な普及の転換点となった。王氏はロボットでは「家庭など未知の環境に置かれても言語指示だけで80%の作業をこなせるようになった時がその瞬間になる」と強調。遅くても5~10年で実現すると見通した。

 ユニツリーは運動性能が高い犬型や人型のロボットを次々と市販化し、業界をリードする。ただ、ロボットは事前の学習時とは異なる状況や初めての環境への対応力がまだ弱く、これが「最大のボトルネックだ」と王氏は指摘した。

 自社の工場で実施する組み立て作業テストでも「効率はまだ人間より低い。新しい作業が加わるたびに改めて訓練する必要があり、効率はさらに低下する」と課題を挙げた。

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