サングラスの有名ブランド「レイバン」「オークリー」の小売価格を巡り、独禁法違反(再販売価格の拘束)の疑いで調査していた公正取引委員会は6日、商品を輸入販売する「ルックスオティカジャパン」(東京)が提出した改善計画を承認したと発表した。小売業者に「推奨価格」以上での販売要請を取りやめるとしており、今後は小売り側の判断で値引きできるようになる見込み。
公取委は独禁法違反を認定しない行政処分「確約手続き」を適用した。
公取委によると、ルックスオティカジャパンは2024年4月以降、ブランドイメージを保つ目的で、商品を取り扱う小売業者に対し、推奨する小売価格以上で販売するよう要請したり、発売から半年程度、ECサイトで販売しないように求めたりしていた。取引への支障を恐れ、千社以上の小売業者が要請に従っていたとみられる。
独禁法は、小売業者に販売価格を自由に決めさせない行為や、取引相手の事業活動を不当に拘束する条件を付ける行為を「不公正な取引方法」として禁じている。