米AIクロードも「暴走」

米アンソロピックの生成人工知能(AI)「クロード」のアプリ=6月5日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】人工知能(AI)開発を手がける米新興企業アンソロピックは30日、同社の生成AI「クロード」が「暴走」し、三つの外部組織のシステムに不正侵入していたと発表した。試験環境の設定ミスで、遮断されているはずのインターネットに接続していた。生成AIを巡っては、競合の米オープンAIも7月、開発中のAIが別企業にサイバー攻撃を実施したと発表している。

 サイバー攻撃能力を調べる試験中に、実在する現実のシステムを試験用の標的とAIが思い込んで攻撃したのが原因という。オープンAIに続き、高性能のAIが試験中に外部システムへ到達する事例が相次いだ。AIの安全性を巡る懸念が強まり、開発や試験のルール整備を求める声が高まる可能性がある。

 事案は4月以降に発生。不正侵入には「オーパス4・7」「ミュトス5」と社内研究用モデルの3種類のクロードが関わっていたという。

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