「ノーリツ」に下請法違反で勧告

公正取引委員会=東京都港区

 公正取引委員会は8日、取引先に金型を無償で保管させたとして、給湯器製造大手の「ノーリツ」(神戸市)の下請法(現・中小受託取引適正化法)違反を認定し、再発防止を求めて勧告した。

 公取委によると、同社は遅くとも2023年6月以降、給湯器や風呂釜などの製造に必要な金型5242個を製造委託先41社に無償で保管させた。同社は保管費用の支払い手続きを進めている。

 公取委は勧告で、同様の行為を繰り返さないことを取締役会の決議で確認することも求めた。

 ノーリツは「金型の保管状況をしっかりと把握できていなかった。勧告を重く受け止めて再発防止を図り、信頼回復に努めていく」とのコメントを出した。

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