福岡県議会、全議員対象に調査へ

福岡県議会棟=8日午後

 福岡県議会は8日、正副議長ポストを巡る多額の現金授受疑惑に関し、全議員を対象とした外部有識者による聞き取り調査を実施すると決めた。告発した2県議から支払先として名指しされた自民党の中尾正幸県議を含めた主要会派の代表者が非公式会合で申し合わせた。早ければ来週にも始める見通しだ。

 会合後、中尾氏は記者団に、自民の蔵内勇夫議長から調査の指示があったと明かし、正副議長だけでなく議会の委員長ポストに絡んだ金銭授受の有無も含め調べると説明。弁護士などに依頼し、結果がまとまり次第、公表するとした。

 今後、必要に応じて元県議への聴取を検討する意向も表明。会合の出席者からは「お手盛りにならないよう徹底してほしい」といった意見が出たという。

 蔵内氏は一連の疑惑に関し「私自身を含め、そのような事実は一切ない。強い憤りを覚えるとともに誠に遺憾だ」とするコメントを発表。一方、議会に対する県民の疑念や不信が生じている状況について「議長として責任を持って誠心誠意対応する」とした。

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