自衛官に女装強要、公務災害認定

 宮城県の陸上自衛隊駐屯地で、上司から女装を強要されるなどのハラスメントを長年受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症した県内の30代男性自衛官が23日、仙台市内で記者会見し、公務災害に認定されたと明らかにした。認定は18日付。男性は「希望の一歩だが、加害者の反省や処分はなく二次被害が続いている。自衛隊は改善すべきだ」と訴えた。

 男性によると、2006年9月の入隊直後から複数の上司に「女みたい」とからかわれ、飲み会に女装での参加を強要された。その際、キスをされたり、体を触られたりした。火の付いたたばこを胸に押しつけられる暴行や、整備工場のクレーンで数メートルの高さにつり上げられたこともあった。

 男性は21年、PTSDを発症。24年12月、公務災害を申請した。

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