19日午前11時ごろ、東京都北区滝野川1丁目の区立滝野川第三小から火が出ていると119番があった。警視庁や東京消防庁によると、校舎4階の音楽室につながる音楽準備室から出火したとみられ、4人が逃げ遅れたが、いずれも救助された。煙を吸うなどして教員や児童計10人がけがをした。区のホームページによると、同小の児童数は約340人で、全員の避難が確認された。警視庁が詳しい状況を調べている。
出火当時は授業中で、音楽室では5年生が授業を受けていた。児童らは防災頭巾をかぶるなどして校庭に避難した。校舎4階の壁の一部が黒く焦げた。
英語の授業中だったという6年生の男児(11)は、「逃げろ」という声や「音楽室で火災」との校内放送が聞こえ、避難した。「先生たちと『落ち着いて』と周りに声をかけたが、とても怖かった」と話した。
近所の会社に勤める男性(58)は「防災ベルの大きな音に驚き外を見ると、多くの児童が校庭に避難していた。校舎から真っ赤な炎が見え、空は一面煙で真っ黒になっていた」と話した。