かつら用髪染め使用注意

 植物由来の「ヘナ」が配合されたかつら用髪染めが原因とみられるアレルギーなどの健康被害が相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。製品化する際にヘナと合わせて使用される化学物質が原因で、アナフィラキシーを起こして救急搬送されたケースもある。センターは「かつら用は人に使わないで」としている。

 センターによると、ヘナはインドなどが産地の植物で、髪染めとして使うと赤やオレンジ色に染められるという。かつら用髪染めには「パラフェニレンジアミン」などの酸化染料を混ぜる場合があり、それが原因でアレルギーを引き起こすことがある。

 センターには2020年4月からの6年間で、ヘナを配合した髪染めに関する相談が209件寄せられ、そのうち49件でアレルギーなどの健康被害が確認された。昨年1月には、40代女性が美容師にヘナを含んだかつら用髪染めを使われ、救急搬送される事例があった。

 センターが調べたところ「髪と頭皮を健康にする」など、かつら用にもかかわらず人に使用できるかのようにうたっている販売サイトもあった。

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