文部科学省は25日、公立の小中高校などに在籍する日本語指導が必要な児童生徒は2025年5月時点で8万4759人となり、過去最多を更新したと発表した。前回23年調査より1万5636人増え、ここ10年ほどで約2倍となった。9699人は学校で日本語指導を受けられておらず、学ぶ環境の整備が急務となっている。
日本語指導が必要な児童生徒の内訳は、外国籍7万3313人、日本国籍1万1446人。在籍する学校数は前回より1545校増加し、公立校全体の39・4%となる1万2668校だった。
高校進学率は91・5%(前回90・3%)、高校中退率は6・4%(同7・7%)と改善した一方、大学進学率は46・6%から41・2%に低下。高卒で就職した人の非正規率も40・3%から49・6%と悪化した。
今回は国立と私立も調査し、日本語指導が必要な児童生徒は国立62人、私立3224人だった。
一方、義務教育段階で国公私立の小中学校や外国人学校に通っていない「不就学」の可能性がある外国籍の子どもは、25年5月時点で9153人。