拾った健康保険証で他人に成り済まして病院を受診したなどとして、警視庁神田署は23日までに、詐欺の疑いで住職広利輝和容疑者(55)=兵庫県姫路市=を逮捕した。署によると、2024年3月~今年2月に大阪や京都、兵庫、岡山など5都府県の病院や薬局で100回以上提示したとみられる。
広利容疑者は当時、無保険の状態だった。容疑を認め「同じ病院はばれると思い、いろんな地域で使った」と供述している。保険証は24年1月ごろ、東京都台東区の路上で拾ったという。
逮捕容疑は今年2月上旬、大阪市の病院で、千葉県の60代男性名義の保険証を提示し、薬を受け取った疑い。健康保険組合側から「不自然な診察履歴がある」と署に相談があった。