ラピダス近隣開発で撤回要望書

オオハクチョウの母鳥とひな=2005年、北海道苫小牧市のウトナイ湖

 先端半導体の量産を目指すラピダス(北海道千歳市)の関連企業進出を念頭に、隣接する苫小牧市が一部地区の開発規制を緩和する方針を決めたことに対し、日本野鳥の会(東京)は9日までに、苫小牧市に方針撤回の要望書を提出した。開発が、ラムサール条約に登録される湿地や野鳥の生息環境に悪影響を及ぼす恐れがあるためとしている。

 苫小牧市が1月に策定した方針には、開発が制限される市街化調整区域にある美沢地区に、倉庫などの建設を可能にする規制緩和が盛り込まれている。ラピダスの工場や新千歳空港、苫小牧港を結ぶ拠点として位置付けているという。

 野鳥の会は開発によってタンチョウなど希少な野鳥が生息する環境が悪化しかねないと訴えている。

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