米イスラエルのイラン攻撃に伴い事実上封鎖される直前にホルムズ海峡を通過した大型原油タンカーが3日午後、東京湾の受け入れ施設に到着した。自動船舶識別装置(AIS)のデータによると、この船を最後に同海峡からの日本行きの原油タンカーは確認されていない。当面途絶える見通し。
日本は原油輸入量の9割超をホルムズ海峡経由に依存している。政府は、石油の備蓄放出や他地域からの調達も進めているが、徐々に影響が広がる可能性がある。
この船はパナマ船籍で、2月26日に同海峡を通過。インド洋を経てマラッカ海峡を抜けるなどし、3月半ばに日本近海に到着した。千葉沖で待機し、4月3日午前、東京湾に入った。
千葉県袖ケ浦市沖にある受け入れ施設の担当者は共同通信の取材に「現時点ではこの船が到着したかどうかも含めて答えられない」と説明した。
AISデータによると、これまでは封鎖前に海峡を出たタンカーの船列が日本に原油を届け続けていた。紅海側など別ルートでの調達が期待されている。