「世界年鑑」休刊へ

「世界年鑑」の最新刊

 株式会社共同通信社(KK共同)は31日、国際社会の最新情勢を伝えるため1949年以来、毎年発行してきた「世界年鑑」を、同日発売された2026年版を最後に休刊すると発表した。インターネット上のデータベースや無料オンライン百科事典の普及を受け、78年の歴史にいったん幕を下ろす。

 KK共同の親会社でニュース配信を手がける一般社団法人共同通信社は、デジタル時代に即した国際報道の新たなコンテンツ作りに力を入れる。

 世界年鑑は共同通信社の海外取材ネットワークを生かして編集・制作され、約200の国・地域を網羅。各国元首や閣僚一覧、略史などの基礎データに加え、政治、経済、対日関係の最新状況を盛り込み、国際問題研究・分析向けの参照資料として広く活用されてきた。

 時代に合わせて内容を見直し、電子書籍化にも取り組んだが、近年は部数が低迷していた。

 26年版はB5判で600ページ、7700円。

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