全村民の顔写真でアートに挑戦

 長野県泰阜村が2025年、村発足150周年の記念事業として、全村民約1400人の顔写真を使ったモザイクアート作りに挑戦した。職員4人が村内を駆け回った結果、集まったのは2割に当たる約300人分だった。担当者は、全村民分を集められず悔しがるが「絆を示すことができた」と手応えも語る。

 村は県南部に位置する農山村で、65歳以上の高齢者が4割を占めている。30年以上前から在宅福祉に力を入れ、「福祉の村」と呼ばれる。

 モザイクアートは縦約85センチ、横約3メートル。編集ソフトを使い、保育園児から80代までの村民が納まった写真を並べ、横前明村長が毛筆で書いた「つなぐ」という文字を重ね合わせた。昨年10月のイベントで披露された。

 村職員の中山日菜姫さん(23)が中学生の時に「村民を巻き込み、村のことをもっと知ってほしい」と同様のモザイクアートを作った経験から今回の挑戦が決まった。

 村は移住希望者を支援する。中山さんは、モザイクアートを村役場に展示してPRする考えを示し「興味を持ってもらえればうれしい」と話した。

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