「ここで卒業したかった」

石川県輪島市立鵠巣小の閉校記念イベントで、感謝を述べる卒業生と在校生ら=14日午後

 石川県輪島市の市立鵠巣小で14日、小学校再編に伴い閉校するのを前に、150年の歴史に幕を閉じる記念イベントが催された。2024年の能登半島地震では避難所として長期間にわたり使われ、この日は大勢の卒業生らが太鼓を演奏し、在校生から「この学校で卒業したかった」と惜しむ声が上がった。

 住民ら約100人が体育館に集まった。習い始めたばかりの太鼓を披露した3年の立野凛花さん(9)は「卒業する前になくなってしまい残念」と寂しがった。

 鵠巣小は1876年に開校したという。両親から自身の3人の子どもまで、3世代で卒業したと話す山下竜雄さん(47)は「学校がなくなることでコミュニティーも低下しないか」と案じた。

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