【ニューヨーク共同】計量経済学の権威で、ノーベル経済学賞の有力候補と目されていた米スタンフォード大名誉教授の雨宮健さんが、西部カリフォルニア州の自宅で2月24日に死去していたことが今月13日、分かった。90歳だった。スタンフォード大が明らかにした。
人間の経済的な行動についての分析に複数の要素を加えてより現実に近い予測を導き出す理論を構築し、計量経済学の新しい分野を切り開いた。
東京都出身。国際基督教大を卒業後に渡米し、米ジョンズ・ホプキンズ大で経済学博士号を取得した。一橋大講師などを経て、1974年にスタンフォード大教授、2006年に名誉教授となった。