11人犠牲の北茨城で追悼式

茨城県北茨城市の展望慰霊塔前で開かれた追悼式で献花する参列者=11日午後

 東日本大震災で津波の被害を受け、関連死を含め計11人の死者・行方不明者が出た茨城県北茨城市では11日、海岸近くの展望慰霊塔前で追悼式が開かれ、参列した市職員ら約80人が花を手向けた。鵜沼聡副市長は、豊田稔市長の式辞を代読し「15年を迎えた今こそ、あの日の教訓を次の世代へ着実に継承し、災害に強いまちづくりをさらに進めていく」と述べた。

 発生時刻の午後2時46分にサイレンが鳴り、参列者が黙とうした。式典後、大津漁業協同組合の鈴木徳穂組合長(78)は、東京電力福島第1原発事故で漁業への風評被害があったが、乗り越えてきたと振り返り「自分の命は、自分で守らなくてはいけない」と話した。

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