フランスでの生活を終え、帰国する際に発送した引っ越しの荷物に大麻やコカインを隠し、密輸したとして麻薬取締法違反などの罪に問われた女性被告に、神戸地裁は27日、無罪を言い渡した。
女性がフランス国内で日常的に使っていたと認定した上で、発送した荷物の中に入っているとは認識していなかった可能性が排除できないと判断。故意に密輸したとして懲役1年6月を求めた検察側の主張を退けた。
大西直樹裁判長は判決理由で、日本への発送便にあったポーチにコカインなどが入っていたが、微量で発覚防止措置も取られていないと指摘。弁護側は集荷業者が誤ってポーチを梱包した可能性を主張した。