第2次高市内閣は19日午前、本格始動した。高市早苗首相は衆院選公約に掲げた「責任ある積極財政」への転換や官民による投資促進、安全保障政策とインテリジェンス(情報活動)機能の強化などに全力を挙げる。同日午前の臨時閣議で、閣僚と同様に全ての副大臣・政務官を再任する人事を決定した。副大臣の認証式は同日夕に行う。
木原稔官房長官は19日午前の記者会見で、衆院選に触れ「国民からいただいた力強い信任に、しっかり応える決意だ」と強調。「強い経済をつくるとともに、世界が直面する課題に向き合い、強い外交・安全保障を構築する」と述べた。
自民党は19日に臨時総務会を党本部で開き、党四役ポストの選対委員長に、旧安倍派幹部の西村康稔選対委員長代行の起用を決めた。党四役に派閥裏金事件の関係議員を起用するのは初めて。
政府、与党は、衆院選で審議入りが遅れた2026年度予算案の成立を急ぐ。20日に首相の施政方針演説など政府4演説を実施。24~26日に衆参両院で各党による代表質問が行われ、論戦がスタートする。