自民党は党四役ポストの一つである選対委員長に、旧安倍派幹部の西村康稔選対委員長代行を昇格させる方向で調整に入った。衆院憲法審査会長に就任する見通しの古屋圭司選対委員長の後任となる。総務会で近く正式に決まる予定。関係者が18日、明らかにした。党四役に派閥裏金事件の関係議員が起用されれば初めてとなる。
西村氏は旧安倍派事務総長経験者。裏金事件で党員資格停止1年の処分を受けた。第2次安倍政権で官房副長官や経済再生担当相を歴任。派閥裏金事件を受け、2023年12月に経済産業相を辞任した。
旧安倍派幹部らが政治資金パーティー券販売ノルマ超過分の還流再開を巡り協議した22年8月の幹部会合にも出席した。24年10月の衆院選では党公認を得られず、無所属で立候補し当選した。今月8日投開票の衆院選は党公認を得て出馬した。