希少資源の調達、各党が訴え

 衆院選でレアアース(希土類)など希少資源の調達強化を訴える政党が目立つ。中国が1月に日本に対する軍民両用品の輸出規制を厳しくし、危機感が強まった。サプライチェーン(供給網)の多角化などを訴えるが、中国の影響力は大きく新たな調達先の確保には時間がかかりそうだ。

 レアアースは電気自動車(EV)やスマートフォンなどに使う。中国は、精錬工程で世界シェアの9割を握る。レアアースを含むレアメタル(希少金属)の供給でも中国の存在感が大きい。

 自民党は重要鉱物について「国内生産能力の強化や調達の多元化に向け支援を行う」と公約に盛り込んだ。日本維新の会も「国際海洋資源開発を加速化し、重要資源の自給率を向上させる」とした。

 野党では中道改革連合が、重要物資の安定的な供給確保を主張。国民民主党はレアアース採掘を本格化するため「海洋資源開発庁」の新設を唱えた。共産党は中国による経済的威圧への反対を明記。れいわ新選組はレアメタルのリサイクル体制確立を、参政党はレアアースの回収や再利用の強化をそれぞれ訴えた。

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