NASA、燃料漏れ「不意打ち」

記者会見するNASA担当者=3日、米フロリダ州のケネディ宇宙センター(AP=共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は3日、米主導の国際月探査「アルテミス計画」で初となる有人月周回飛行を目指す宇宙船オリオンの打ち上げ延期を巡って記者会見し、延期判断につながった燃料漏れについて「不意打ちだった」と述べた。

 NASAは2日、オリオンを打ち上げる巨大ロケット「スペース・ローンチ・システム」に燃料を注入する予行演習を実施。想定を超える量の燃料漏れなど複数の問題が確認され、2月8日以降としていた打ち上げ予定を3月6日以降に延期した。

 2022年にオリオンの無人試験飛行を実施した際にも同様の問題があり、NASAの担当者はこの日の会見で、燃料の水素は分子のサイズが小さいため漏れを防ぐのが難しいと説明した。ロケットを発射点から移動させずに点検作業を進める考えを示し、3月打ち上げの可能性を排除しなかった。打ち上げがさらに延期となればいったん機体を組立工場に戻す可能性もあるという。

 オリオンには米国とカナダの宇宙飛行士計4人が搭乗。月面には着陸せず、月の裏側を周回して地球に帰還する。

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