20政令市の半数が人口縮小

政令指定都市の人口と増減率

 全国に20ある政令指定都市(政令市)の人口を10年前と比べると、北九州など10市で減っていたことが1日、判明した。2050年の推計では、人口減少は、福岡と川崎を除く18市に拡大する見込み。周辺から若年層を呼び込み人口を増やしてきた政令市も少子化により、縮小が不可避となっていることが明らかになった。税収減などで財政運営が厳しくなり、福祉を含む行政サービスに影響する可能性がある。国が地域の拠点とみなす中核市も10年間で62市のうち52市で減少していた。

 地域の核である大都市に府県並みの権限を認めた政令市制度が1956年に始まってから70年。人口増の時代の制度で現状に合わなくなったとの指摘もある。国は、人口が減っても指定は取り消さないとしているが、各種施策が滞れば、さらなる人口減を招きかねない。財源移譲など制度の見直しが課題となる。

 15年と25年(1月時点)の住民基本台帳のデータを共同通信が分析。減少率が高かったのは北九州(6・5%減)、静岡(6・0%減)、新潟(5・3%減)。

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