能登地震死者、698人に

 石川県は23日、能登半島地震の影響で心身に負荷がかかり亡くなった「災害関連死」が新たに6人認定されたと発表した。地震の死者は石川、新潟、富山3県で計698人となった。石川県輪島市は同日、昨年9月の豪雨後に死亡した90代以上の1人を関連死と認定。豪雨の死者は石川で累計20人となった。

 地震の関連死に認定されたのは輪島市3人、七尾市2人、穴水町1人。このうち七尾市の男性は、断水が続く自宅での過酷な体験などで心身に負荷がかかり、脳梗塞を発症、食事量や体力が低下して死亡した。

 豪雨の関連死に認定された人は地震での車中泊や、豪雨による転居など度重なる生活環境の変化で心身に負荷が生じ、心不全で亡くなった。

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