文部科学省は22日、2024年度の教員の処分状況で、性犯罪や性暴力、セクハラで懲戒処分や訓告を受けた教員が281人(前年度比39人減)に上ったと発表した。うち児童生徒に対する事案の処分は134人(同23人減)だった。前年度より減少したものの、児童生徒に対する事案の処分は100人を超える状況が続いている。
調査結果によると、281人の内訳は、免職が167人、停職が51人、減給が25人などだった。
児童生徒に対する事案で処分された134人の加害行為の内訳は、性交38人、盗撮やのぞきが34人、体に触るが31人など。132人が懲戒免職で、停職が2人だった。