辺野古土砂投入7年で反対派抗議

沖縄県名護市辺野古の沿岸部。南側(奥)の埋め立てはほぼ終了し、東側の大浦湾(手前)でも埋め立て用土砂の投入が開始された=11月

 政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先である名護市辺野古の沿岸部南側で土砂投入を始めて14日で7年となるのを前に、計画に反対する市民らが13日、現場海域近くの海上で抗議した。南側の埋め立てはほぼ終了し、政府は東側の大浦湾でも11月に土砂投入を開始。一方、埋め立て用土砂の不足が指摘されるなど、課題は山積している。

 防衛省沖縄防衛局によると、南側では予定する土砂量の約99・5%となる約318万立方メートルを投入。ただ大浦湾側も合わせると約2020万立方メートルが必要で、全体では16%程度にとどまる。

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