11月の中国新車、日産10%増

 【北京共同】日系自動車大手3社は5日、中国市場での11月の新車販売台数を発表した。日産自動車は前年同月比10・3%増の7万84台と6カ月連続で前年を上回った。トヨタ自動車は12・1%減の15万4600台、ホンダは33・8%減の5万840台だった。

 11月は台湾有事に関する高市早苗首相の国会答弁を巡って日中間の緊張が高まった。

 日産は電気自動車(EV)「N7」の投入効果が続いたほか、主力車種「シルフィ」などガソリン車も好調だった。

 トヨタの前年割れは3カ月連続で、減少幅は10月の6・6%から拡大した。新旧モデルの入れ替えに伴う販売減が響いたという。

 ホンダは22カ月連続のマイナスと苦戦が続いている。

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