反ハマス勢力トップ死亡

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスと敵対する武装勢力は4日、創設者のアブシャバブ氏が死亡したと交流サイト(SNS)で表明した。小競り合いに巻き込まれたとしている。武装勢力はイスラエルから武器を供与されていたことで知られる。弱体化したハマスの求心力が高まる可能性や、ガザで権力争いが激化する恐れがある。

 武装勢力は最南部ラファを拠点に活動し、ガザに搬入される支援物資を略奪していたと伝えられていた。イスラエルのネタニヤフ首相は6月、武装勢力への支援を認め、国内で批判を招いた。

 ハマスは声明で「イスラエルと協力し、パレスチナ人を裏切っていた。避けられない運命だった」と主張した。

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