米政権、野党地盤都市で移民摘発

 【ニューヨーク、ワシントン共同】トランプ米政権は3日、南部ルイジアナ州ニューオーリンズで不法移民の大規模摘発に乗り出した。犯罪歴のある不法移民が主な対象で、国境警備隊らが展開。ノーム国土安全保障長官はX(旧ツイッター)で、移民に寛容な「聖域都市」の政策が治安を悪化させたとし「最悪中の最悪を排除する」と強調した。

 トランプ大統領は首都ワシントンでアフガニスタン国籍の男が州兵2人を銃撃した事件を受け、移民対策を強化。中西部ミネソタ州ミネアポリスでも移民・税関捜査局(ICE)がソマリア出身者を標的に近く取り締まりを始めるとしている。

 共和党政権は野党民主党が地盤とする都市を狙い、移民取り締まりを進めている。

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