交付金創設し高校教育改革

 文部科学省は28日、高校教育改革に関する基本方針の骨子を公表した。人工知能(AI)に代替されない力の育成を目指し、改革を後押しするための高校向け交付金を2027年度に創設することを盛り込んだ。高校授業料の無償化が拡充されるのに合わせて25年度中に基本方針を策定し、各都道府県が具体的な計画を立てる。

 骨子は少子高齢化や過疎化がいっそう深刻化していく中で、(1)AIに代替されない能力や個性の伸長(2)経済や社会の発展を支える人材育成(3)一人一人の多様なニーズに対応した教育機会・アクセスの確保―三つの視点で高校教育改革に取り組むとした。

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