国内初人工ふ化のトキ死ぬ

 環境省は26日、佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)で飼育していた国の特別天然記念物トキの「優優」が24日に死んだと発表した。1999年5月に国内初の人工ふ化で誕生し、26歳の雄だった。今後解剖して死因を調べる。

 同省によると、優優は99年1月に中国から贈呈された洋洋と友友の間に誕生した。その後、優優を親として68羽のトキが巣立った。

 今月21日まで異常は見られなかったが、22日からエサを食べる量が減り、24日に死亡が確認された。

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