水泳授業の事故で業過致死認める

 高知市立長浜小4年の男児が昨年7月、中学校のプールを利用した水泳の授業中に溺れて亡くなった事故で、業務上過失致死罪に問われた当時の同小校長中村仁也被告(55)は26日、高知地裁(稲田康史裁判長)で開かれた初公判で「(間違いは)ございません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、被告が、溺れた松本凰汰さん=当時(9)=の泳力に問題があったことや、プールの大部分で水深が身長より深かったことを認識していたと指摘。プール全体の監視や浮具の使用など、事故防止の指導を十分に行わなかったと述べた。

 被告人質問で被告は「安全管理が徹底できていなかったと思う」と述べ、大変申し訳ございません」と謝罪した。

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