米「麻薬運搬船」攻撃に異議か

 【ワシントン共同】米NBCテレビは19日、米軍がカリブ海などで繰り返している「麻薬運搬船」への攻撃について、軍の法務部門幹部が合法性に異議を唱えたものの、却下されていたと報じた。9月に始まった攻撃では計約80人が殺害されている。麻薬密輸が疑われる民間人を一方的に殺害する手法に軍内部からも懸念が出ているようだ。

 国防総省のパーネル報道官はX(旧ツイッター)で「100%フェイクニュースだ」と報道を否定した。

 米政府は、違法薬物の運搬に関与したとみなす人を「麻薬テロリスト」と位置付け、攻撃を正当化している。

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