【ワシントン共同】米ブルームバーグ通信は19日、トランプ米政権が南アフリカで22、23日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に関し、共同声明を発出しないよう議長国の南アに警告したと報じた。米国は首脳会議への参加を拒否しており「米国の同意なしに成果文書が発表されることに反対する」と文書で通告したという。
ブルームバーグによると、文書を15日に送った。南アが設定する優先課題が米国の見解に反するとして、G20の合意としてまとめられる成果文書を阻止する姿勢を示した。首脳会議だけでなく、事前の準備協議にも参加しないことを告げた。