FBI元長官起訴、検察に不備か

 【ワシントン共同】米議会に対する偽証罪などに問われたコミー元連邦捜査局(FBI)長官の起訴手続きを巡り、検察側は19日、連邦大陪審に起訴を求めた際、起訴状案を全ての陪審員に提示しなかったと明らかにした。手続きの不備で起訴の妥当性に疑念が生じる可能性がある。ワシントン・ポスト紙が報じた。

 起訴はトランプ大統領の側近で南部バージニア州の連邦地検トップのハリガン氏が主導した。弁護側はコミー氏を政敵と見なすトランプ氏による報復措置だとして起訴の取り消しを求めている。

 米国では検察が大陪審に事件の概要を説明し、大陪審が容疑者を起訴するかどうか決める。

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