東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働について、花角英世知事が容認する意向であることが19日、分かった。複数の県関係者が取材に明らかにした。21日にも表明する考えを周辺に伝えたという。12月2日開会の県議会で県民の意思を確認し、地元同意の手続きを終える方針。花角氏が容認を正式表明すれば、東日本大震災に伴い福島第1原発事故を起こした東電の原発では初の再稼働が実現に近づく。
花角氏は19日の定例記者会見で「近く結論を出して話したい」とし「判断前に聞いたり見たりしておいた方がいいと思ったものはもうない」と述べた。