タイ少女の母、移送先は日本優先

 【バンコク共同】タイ警察のキトラット長官は18日、東京のマッサージ店でタイ人少女が違法に働かされ、人身取引の被害者として保護された事件を巡り、台湾で現地警察に拘束された母親の移送先は日本を優先する考えを記者団に示した。「日本の捜査で必要がなければタイに送還される」と述べた。警視庁は児童福祉法違反容疑で母親の逮捕状を取得している。

 キトラット氏によると、少女は日本の施設で引き続き保護を受けている。タイ警察も人身売買の疑いで捜査しており、母親が送還された後に訴追する。現在は台湾当局が母親を別事件で取り調べており、台湾と日本が移送について協議しているという。

最新記事
大分火災、70代男性と連絡取れず
愛子さまのあいさつ要旨
青森市の夫婦死亡、長男を殺人容疑で逮捕
教習所社長、3歳児はね死なす
愛子さま、国家主席を表敬