川崎市長に福田氏4選

川崎市長選で4選を決め、あいさつする福田紀彦氏=26日午後、川崎市

 任期満了に伴う川崎市長選は26日投開票の結果、無所属現職福田紀彦氏(53)が、無所属の元市議山田瑛理氏(42)や無所属の政治団体役員野末明美氏(60)=共産推薦=ら新人5人を破り、4選を果たした。自民、公明両党の地元組織と立憲民主党の市議らの支援を得て、終始リードを保った。

 投票率は32・93%で、衆院選と同日投開票だった2021年の前回選を24・73ポイント下回った。

 福田氏は元神奈川県議。選挙戦では、脱炭素社会に向けた再生可能エネルギーの普及推進といった3期12年の実績をアピール。市政継続の必要性を強調し、各年代から幅広く支持を集めた。

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