25日から正倉院展、奈良

 奈良国立博物館(奈良市)は24日、「第77回正倉院展」で展示される宝物67件(初公開6件)を報道陣に公開した。実際の展示は25日から11月10日まで。当日券の設定はなく、観覧には事前予約制の日時指定券が必要。

 展示宝物は、紺色のコップ形ガラス容器「瑠璃坏」や、織田信長らが一部を切り取ったとされる香木「黄熟香」(蘭奢待)など。象牙や鹿角などを使った寄せ木細工が美しいすごろく盤「木画紫檀双六局」や、ヤコウガイの貝殻片やトルコ石などで飾られた「平螺鈿背円鏡」など聖武天皇ゆかりの品も展示される。

 正倉院は奈良時代に建立された東大寺の倉庫。正倉院展では毎年60件ほどを選び公開している

最新記事
百貨店売上高、2カ月連続増
米大使館付近に刃物男か、機動隊員負傷
福岡の学校寮に侵入、男性8人盗撮で実刑
首相のマレーシア訪問を発表、就任後初
東証反発、終値4万9千円回復